「チュートリアル」の徳井に「次長課長」の井上。
彼らの人気によってイケメン芸人ブーム到来か! などと騒ぎになるまでもなく、お笑い芸人が格好良くってもエエじゃないか、という風潮はこれまでもあった。
ロンドンブーツ1号2号もいわゆる「カッコいいビジュアル系お笑い芸人」だし、吉本天然素材で活躍していた吉本芸人たちもアイドル並、いやそれ以上の熱狂的な声援を浴びていた。
とはいえ彼らはあくまで「お笑いにしてはビジュアル系。お笑いにしてはイケメン。お笑いにしてはアイドルグループっぽい」という範疇におさまっていた。
ところが上地雄輔はお笑い芸人出身ではない。
芸能界のスカウトを受けて俳優としての道を歩み始めたことからも、もともとイケメンなのである。
では、○○にしてはイケメンではなく「そもそもイケメン」がボケたらどうだろう。
イケメンは黙っているだけでいいのに、ボケて笑いをとろうものなら、日本全国のフツーの男子や不細工を有効活用しようとする男子からブーイングの嵐をお見舞いされる。
ところがどっこい正一。「ボケるとかわいいイケメン」を開発した(開発された)上地雄輔ほか数名のイケメンタレントは「羞恥心」というユニットを組み、みごとに「イケメンのおバカキャラ」というポジションを得た。
そもそもお笑いは「ほんとうのおバカ」では務まらないのは皆わかっているので、どうぜみるならおもしろくいイケメンのほうが、なおイイのである。
そんなおししい「おバカキャラ」をみすみす捨てるほど上地雄輔はおバカではないだろう。
ただのイケメン俳優なんて、ほかにいくらでもいるのだから。
ちなみに女性の場合は、きれいな娘やかわいい娘はたいてい「ボケ」だ。ブサイクな娘はたいてい「ツッコミ」である。
男性の場合もGacktをイメージしてもらばわかりやすいが、イケメンはしゃかりきにツッコんだりしない。
寡黙にポーズをつけていればいいのだが、周囲からみるとたまに笑えるところ(ボケ)があれば、とんねるずの石橋氏にイジってもらえたり、ダウンタウンの浜ちゃんにツッコんでもらえるのである。
かわいい娘だからこそ、イケメンだからこそ「ボケ=おバカ」が有効であり、それを「芸」にした「羞恥心」はしっかりマーケティングできたタレントグループだといっていいだろう。
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